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JCBプラチナの審査は厳しい?審査基準となる項目や年収の目安を解説

JCBプラチナの審査
ics-expo

JCBプラチナは国際ブランドJCBが発行するプロパーカードで、上から2番目の高ステータスカードです。

ステータスが高い分審査は厳しいため、軽い気持ちで申し込んでもカードが発行できません。

審査に通るか不安で、申し込むのをためらう人も少なくないクレジットカードです。

JCBプラチナに申し込む前に以下の項目を把握しておくと、JCBプラチナの審査に通る可能性があるか判断できます。

  • JCBプラチナの審査項目
  • JCBプラチナの審査対策
  • JCBプラチナの基本情報
  • JCBプラチナの特典とデメリット

この記事では、JCBプラチナの審査項目や年収の目安を解説

基本情報から特典やデメリットまで紹介するので、審査を受けるか判断する参考にしてください。

Contents

JCBプラチナの審査項目は主に3つ

JCBプラチナの審査項目は主に以下の3つです。

  • 安定かつ継続した収入を得ているか
  • 過去の支払いを延滞していないか
  • お金を借り過ぎていないか

JCBプラチナは、申込者本人が安定かつ継続した収入を得ていなければ申し込めません。

明確な基準はないものの、最低でも300万円~500万円以上の年収がなければ審査通過は難しい傾向。

過去に延滞している支払いがあると、JCBプラチナの支払いも滞る可能性があると判断されて審査に通りにくいです。

お金を借り過ぎている人は、JCBプラチナの支払いに回せるだけのお金の余裕がないと思われ不利になります。

JCBプラチナへの申し込み前に属性を確認して、審査に通る可能性がある人は申し込みましょう。

最低限満たすべき条件をチェック

JCBプラチナに申し込むなら、最低限以下の申込条件を満たさなければいけません。

  • 25歳以上である(学生を除く)
  • 本人に安定継続収入がある

JCBプラチナは25歳以上を対象としたクレジットカードです。

どれだけ年収が高くても、25歳の人は年齢条件をクリアできるまで申し込みできません。

20歳から申し込めるJCBカードSやJCBカードゴールドを利用しておき、支払実績を積んでおきましょう。

JCBシリーズの他カードでトラブルなく利用を続けていれば、JCBプラチナへ切り替える際の審査で評価してもらえる可能性があります。

収入は世帯単位でなく、申込者本人が安定収入を得ていなければなりません。

家族や配偶者の収入のみでは申し込みできないので、自分名義で収入を得ている状態で申し込みましょう。

申込者本人が安定かつ継続した収入を得ていなければいけない

JCBプラチナに申し込むなら、申込者本人が安定かつ継続した収入を得ていなければいけません。

クレジットカードの発行時には、審査が義務付けられています。

クレジットを利用するためには、クレジット会社(2者間契約では販売会社)の審査を経なければなりません。クレジットの代金は後払いですので、この審査は消費者の「支払いをする能力=後日、クレジットの代金を支払ってくれるかどうか」を見極めるために行われます。

出典:クレジットの審査の流れ│日本クレジット協会

JCBプラチナは年会費が27,500円必要なカードで、年会費を支払って維持できるか、より慎重に収入の安定性が確認されます。

カードを維持できるかの目安

年会費27,500円を月額で換算すると、1ヶ月約2,300円の固定費がかかります。

想像しやすいように、サブスクの支払いに置き換えて考えてみましょう。

現在すでに利用中のサブスクサービスが今月から2,300円に値上がりする場合、「2,300円も払うならやめる」と感じる人はJCBカードプラチナの年会費も負担に感じるかもしれません。

逆に、2,300円払うことをあまりためらわない人は、JCBプラチナを所持していても維持できる可能性が高いです。

JCBプラチナの審査で安定継続収入を得ていると判断されるポイントは、以下の通りです。

  • 正社員である
  • 役職者は有利になる可能性がある
  • 勤続年数が3年以上である
  • 目安として年収が500万円以上である

安定かつ継続した収入とは毎月の収入額はほぼ一定で収入が途切れない状態で、正社員なら満たせます。

パートやアルバイトは正社員よりも離職率が高く、収入が途絶える可能性もあるためプラチナカードの審査では不利です。

雇用形態 離職率
一般労働者 11.9%
パートタイム労働者 23.1%

出典:令和4年雇用動向調査結果の概要│厚生労働省

毎月の収入が大きく変動する自営業者も、審査に通りにくい傾向です。

役職者は手当があるため一般社員よりも収入が安定しているとみなされ、審査に有利な可能性も。

JCBプラチナは25歳以上を対象としたクレジットカードで、勤続年数は3年以上が目安と推測できます。

22歳で大学を卒業した人が3年間働くと、25歳になるためです。

勤続年数が3年以上の正社員や、毎月の収入がほぼ一定で営業年数が3年以上の自営業者は、審査に申し込みましょう。

収入の裏付けを目的として職場に在籍確認が行われるケースもある

JCBプラチナの審査では、職場に在籍確認が行われるケースもあります。

在籍確認とは電話で勤務先の確認を取る審査で、以下のときに実施される可能性が高いです。

  • 申告された年収と平均的な年収が合わない
  • 職場の確認が取れない

申告された年収と、過去の審査データから把握している平均的な年収が合わなければ、本当に仕事をしているか疑われて電話が入ります。

例えば源泉徴収票の提出を求められたのに給与明細しか提出しなかったときには、職場の確認が取れたとは言えません。

在籍確認があっても、簡単な確認のみで終了します。

本人が出られなくても、職場の人が「会議中」「本日は休み」と対応してくれれば、在籍確認は完了です。

電話による在籍確認を避けたいときは、情報の記入ミスがないか慎重にチェックして、求められた書類を提出しましょう。

JCBプラチナの審査に通る目安の年収は500万円程度

JCBプラチナの審査に通るには、500万円程度の年収が必要です。

JCB自体が、プラチナカードは平均よりも高い年収を求められる可能性があると言及しています。

プラチナカードは、一般的なクレジットカードの上位にあたるゴールドカードよりも、さらにハイグレードなカードです。特典や優待サービスが受けられる一方で、年会費や利用限度額が高めに設定されていることから平均よりも高い年収を求められると想定されます。

出典:特集一覧│JCB

JCBプラチナに申し込める年齢は25歳以上で、国税庁が実施した調査によると年齢別の平均給与は以下の通りです。

年齢 平均給与
25歳~29歳 389万円
30歳~34歳 485万円
35歳~39歳 549万円

出典:令和4年分民間給与実態統計調査│国税庁長官官房企画課

20代後半の平均年収は390万円程度、30代前半の平均年収は490万円程度です。

20代後半や30代前半の平均年収よりも高めと考えれば、年収500万円程度が1つの目安と推測できます。

年収が500万円に達していない人は、急いで申し込むよりも年収が上がるのを待った方が審査に通りやすいです。

過去の支払いを延滞していないか信用情報をチェックされる

JCBプラチナの審査では、過去の支払いを延滞していないか確認する目的で信用情報がチェックされます。

信用情報とは申込者が過去に利用したクレジットやローンの履歴です。

「信用情報」とは消費者のクレジットやローンの支払状況のことです。また、信用情報機関に登録されている信用情報は以下のようなものです。

1.本人を識別するための事項

氏名、生年月日、郵便番号、住所、電話番号等

2.取引事実に関する事項

契約の種類、契約年月日、商品名、契約額、支払回数、入金履歴、残債額等

3.申込内容に関する事実

4.本人申告コメントなど

出典:クレジットの審査の流れ│日本クレジット協会

信用情報を確認すれば、過去に延滞なくクレジットカードやローンの支払いをしてきたか分かります。

延滞の履歴があれば、JCBプラチナの審査には通りません

プラチナカードは一般カードと比較して、利用限度額が高く設定されます。

JCBプラチナの利用限度額は、150万円~300万円です。

一般カードの平均的な限度額の上限は100万円程度で、限度額の高いカードほど返済が滞りやすくなります。

過去にクレジットカードの支払いができなかった経験のある人に、限度額の高いプラチナカードを発行しても、返済できるとは考えられません。

以下の支払いも含め、クレジットカードやローンを延滞した経験がある人は、完済から5年経過するまでJCBプラチナへの申し込みは控えましょう。

  • 奨学金の返済
  • 分割払いの契約で支払っている商品代

例えば携帯電話の端末代を分割払いにしている人が携帯料金を滞納すると、端末代を滞納した扱いになります。

クレジットやローンのみではなく、奨学金や分割払いの商品代も含めて滞納がないか確認しましょう。

お金を借り過ぎていると支払い能力がないと判断されて不利になる

滞納がなくても、お金を借り過ぎている人は支払い能力がないと判断されて、JCBプラチナの審査で不利になります。

JCBプラチナの利用限度額は、下限が150万円です。

1回払いで返済するなら、月に150万円程度支払えるだけの余裕がなければいけません。

高額のローンを組んでいる人は、ローンの返済にもお金を回す必要があります。

ローンの残高に応じた返済額の例は、以下の通りです。

ローンの借入状況 1ヶ月のローン返済額
0円 0円
50万円 13,000円
100万円 26,000円

年収500万円の人は、月収が42万円程度です。

100万円借り入れをしていると、生活費やクレジットカードの支払いを40万円前後でまかなわなければいけません。

42万円の中からカードの利用代金もローンの支払いもすると、JCBプラチナの返済が滞る可能性もあります。

他社のクレジットカードを複数持っていると、他社で利用できる金額分JCBプラチナの枠が減り審査に通らない可能性も。

例えば利用限度枠が50万円のカードを2枚持っていると、JCBプラチナ以外のカードで1ヶ月に最大100万円までの買い物ができます。

JCBプラチナも発行すると、1ヶ月で最大250万円の買い物ができてしまうため、多額の支払い能力が必要です。

JCBプラチナの審査で150万円の枠が設定される予定の人がすでに100万円の枠を持っていると、審査落ちの原因に。

ローンの借入残高がある人は完済してからJCBプラチナに申し込むと、審査通過の可能性を高められます。

クレジットカードを複数持っている人は、使わないカードを解約して1枚まで数を減らしてから申し込みましょう。

一般カードより厳しいJCBプラチナの審査に通るためのポイント

JCBプラチナは一般カードよりも審査が厳しい傾向にあるため、審査に通るためのポイントを知って申し込まなければいけません。

  • 申し込みの際にミスをしない
  • 申し込むタイミングを見極める
  • クレジットヒストリーを構築した上で申し込む

JCBプラチナでは慎重に支払い能力をチェックしているため、ミスがあると嘘や返済管理能力を疑われ、審査に通りにくくなります。

他のカードとの同時申し込みや繰り返しの申し込みは、借り急いでいる印象を与え審査に悪影響です。

プラチナカードは返済実績があり、信用の高い人に発行されます。

クレジットカードの利用履歴をクレジットヒストリーと言いますが、クレジットヒストリーが構築されていなければ審査に通りません。

ポイントを知っていれば支払い能力以外の理由で審査に落ちるのを防げるので、申込前に確認しておきましょう。

JCBプラチナは高ランクのプロパーカードで審査が厳しい

JCBプラチナの審査が厳しいのは、ランクが高くステータス性のあるカードだからです。

ランク カードの種類
高ランク(審査難易度が高い) ブラックカード JCBザ・クラス
プラチナカード JCBプラチナ
ゴールドカード ・JCBゴールド ザ・プレミア
・JCBゴールド
・JCB GOLD EXTAGE
一般カード JCB カード S
JCB カード W
JCB カード W plus L

JCBプラチナは上から2番目に位置するカードで、ランクが高いほど審査難易度も上がります。

さらにJCBをはじめ、国際ブランドが直接発行するクレジットカードはプロパーカードと呼ばれ、ステータス性があります。

ステータス性を維持するためにも、甘い審査は行えません。

20代でも所持できるからと言って誰でも審査に通過できるわけではないので、ミスがないよう慎重に申し込みを進めましょう。

申込内容にミスがないよう慎重に確かめてから申し込む

申込内容にミスがあると、以下の理由で審査に通過できない可能性が高いです。

  • 虚偽申告ではないかと疑われる
  • 返済管理能力がないと判断される

JCBプラチナの審査は難易度が高いため、「審査に通過したいから」と嘘を記入する例もあります。

嘘をついてカードを発行してもらおうとする人が、返済の約束を守るとは思ってもらえません。

うっかりした入力ミスでも書類上の情報のみでは違いを判別できず、嘘をついたと思われる可能性も。

情報を間違えて把握していたとしても、利用限度額の高いプラチナカードの利用額を管理できないと思われ、審査に通りにくいです。

JCBプラチナに申し込むときは、入力ミスがないか送信前に確認しましょう。

特に、審査で重要な収入や他社借入状況の数値は間違わないように慎重なチェックをしておきましょう。

申し込みに必要な数値の確認は、以下のWebサイトや書類から可能です。

入力項目 確認できるページや書類
年収 源泉徴収票
毎月の給与明細
他社借入状況 クレジットカードのマイページ
各種ローンのマイページ
各種ローンの支払明細書

おおよその数値ではなく、一度明確な数値を確認しておくと不要なミスを防げます。

他のカードとの同時申し込みや審査落ち後すぐの申し込みを避ける

JCBプラチナの審査に通る可能性を高めるなら、申し込みのタイミングも重要です。

  • 他のカードと同時に申し込まない
  • 審査落ち後にすぐ再申し込みしない
  • 年収が500万円よりも低いときに申し込まない

他のカードと同時申し込みをして両方審査に通ると、JCBプラチナの支払いに回せる金額が減ります。

他のクレジットカード JCBプラチナの枠 1ヶ月の最大の支払い額
なし 150万円 150万円
100万円の枠のカードを新規発行 150万円 250万円

JCBプラチナでは150万円の枠を設定するつもりで審査に通したのに、他社で限度額100万円のカードが発行されると、JCBプラチナの返済に回せるお金は50万円しかありません。

限度額が150万円~300万円と高額なカードのため、JCBプラチナでは慎重に返済能力の確認を実施します。

他のカードと同時に審査に通る可能性があると正確に返済能力が測れず、審査に通りません。

審査落ち後すぐに再申し込みしても、状況は同じです。

返済能力があると判断してもらえるまで、少なくとも6ヶ月は以下の対策をしながら待ちましょう。

  • 他のクレジットカードを利用して実績を積む
  • 借入額が多い人は返済を進める

年収が500万円に満たない人が申し込んでも、審査に通らない可能性が高いです。

むやみに申し込まず、年収が上がるのを待ってから審査を受けましょう。

クレジットヒストリーを構築してから申し込む

JCBプラチナの審査では、支払い能力を確認する目的でクレジットヒストリーを重視します。

クレジットヒストリーとはクレジット機能の利用履歴で、見られる項目は以下の通りです。

  • 日常的にクレジットを利用しているか
  • 遅れず支払いができているか

クレジットカードや分割払いの契約がなければ、立て替えてもらったお金を支払えるか判断ができません。

JCBプラチナは25歳以上の人を対象とします。

キャッシュレス決済が広がりを見せている中、25歳までローンもクレジットも利用せずに生活しているとは考えにくいです。

クレジットの利用履歴がなければ、延滞によって借り入れできなくなっていると判断され、審査で不利になる可能性も。

日頃からクレジットを利用している人なら、返済管理にも慣れていると思われて有利です。

ただしクレジットの支払いに遅れがあれば、JCBプラチナを発行しても同じ結果になると推測できます。

日常的にクレジットを利用して遅れなく返済する流れを繰り返して、クレジットヒストリーを構築した上でJCBプラチナに申し込みましょう

JCBプラチナの審査に落ちたときの対策2つ

JCBプラチナの審査に落ちたときは、以下の対策を試しましょう。

  • JCBの下位カードで利用実績を積む
  • 6ヶ月待ってから申し込む

JCBの下位カードを発行して利用実績を積めば、JCBから優良顧客と判断されやすくなります。

実績のある顧客なら、初めてJCBのカードを作る人よりJCBプラチナの審査で有利になるケースも。

審査に落ちてすぐ申し込んでも、信用情報に審査を受けた記録が残っているため審査に通りません。

可能な対策を行った上で再審査に申し込み、審査通過を目指しましょう。

JCBの下位カードを発行して実績を積む

JCBプラチナの審査に通るには、JCBの下位カードを発行して利用実績を積みましょう。

自分の意思で申し込めるJCBの下位カードは、以下の通りです。

  • JCBゴールド
  • JCB GOLD EXTAGE(20歳以上29歳以下限定)
  • JCB カード S
  • JCB カード W(18歳以上39歳以下限定)
  • JCB カード W plus L(18歳以上39歳以下限定)

プラチナカードのワンランク下はゴールドカードなので、年収が500万円近くあるのにJCBプラチナの審査に落ちた人は、ゴールドカードに申し込みましょう。

年収が500万円に満たない状態で申し込んでしまった人は、一般カードが向いています。

一般カードからでもプラチナを目指せるので、一般カードで利用実績を積みながら年収が上がるまで待ちましょう。

下位カードを定期的に利用し遅れずに返済していると、返済管理能力があると判断してもらえます。

クレジットヒストリーが構築されていなかった人は、利用実績を重ねれば審査に通りやすくなる傾向です。

自社のカードを長く使ってくれる人は、優遇されます。

JCBプラチナを発行するなら、JCBの下位カードを毎月利用して遅れなく返済しましょう。

再申し込みまでの期間は少なくとも6ヶ月間あける

6ヶ月間は申し込みの記録が信用情報に残っているので、再申し込みまでの期間は少なくとも6ヶ月間あけましょう

短期間で再申し込みしても状況が改善しているとは思えないため、何度申し込んでも審査に通りません。

再申し込みを待っている間に審査に落ちた理由が何か予測して、必要な対策をしましょう。

審査に落ちた理由 できる対策
年収が足りない 500万円前後になるまで待つ
勤続年数が足りない 勤続年数が3年を超えるまで待つ
他のクレジットカードと同時申し込みをした 6ヶ月待ちJCBプラチナのみに絞って申し込む
申し込みの際に記入ミスをした 正確な情報で申し込み直す
過去に支払いを延滞している 延滞解消から5年経過するまで待つ
複数のクレジットカードを所持している 使っていないカードを解約して1枚に絞る
他社から借り過ぎている 返済を進めてからJCBプラチナに申し込む

年収や勤続年数が足りないと再申し込みしても審査に落ちるので、目安を超えるまで待ちましょう。

前回クレジットカードを同時申し込みした人や記入ミスがあった人は、1枚に絞って正確な情報で申し込むと審査に通る可能性もあります。

支払い能力が不安視される人は、クレジットカードを1枚に絞る、他社借入の返済を進めるといった対策をしましょう。

JCBプラチナの基本情報と申し込みの流れ

JCBプラチナ

JCBプラチナは、27,500円の年会費が必要なクレジットカードです。

項目 詳細
公式サイト https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/platinum/
申込条件 25歳以上で本人に安定継続収入がある(学生を除く)
年会費(税込) 27,500円
家族会員の年会費(税込) ・1名無料
・2人目から1名につき3,300円
利用限度額 150万~300万円
ポイントプログラム Oki Dokiポイント
ポイント還元率 0.5%
旅行保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円
・国内旅行傷害保険:最高1億円
・国内、海外航空機遅延保険:2万円~4万円
ショッピングガード保険 ・海外旅行:年間最高500万円
・国内旅行:年間最高500万円
JCBスマートフォン保険 年間最高50,000円
追加カード ・ETCカード
・家族カード
・QUICPay
スマホ決済や電子マネー ・Apple Pay
・Google Pay
・QUICPay
審査時間 ・モバ即:最短5分
・通常入会:最短翌日
※カードの到着までは1週間程度

jCBプラチナは家族カードの発行も可能で、1名分なら年会費がかかりません。

JCBプラチナのポイント還元率は0.5%で一般的な水準ですが、プラチナカードだけあって付帯保険は充実

海外旅行も国内旅行も最高1億円の補償が受けられる上に、航空機が遅延したときも乗継地で使った客室料や食事代の補償もあります。

モバ即で申し込むと最短5分発行も可能で、急いでカードを作りたい人にも便利です。

JCBプラチナは公式サイトから自分の意思で申し込める

JCBプラチナは自分の意思で申し込めるプラチナカードです。

他社プラチナカードの中には、インビテーション(招待)を受けなければ発行できないものもあります。

発行を希望する人は、公式サイトから以下の流れで申し込みましょう。

  1. 公式サイトにアクセスする
  2. 「申し込む」をクリックする
  3. 「モバ即で申し込む」「通常入会で申し込む」から希望の申込方法を選択する
  4. 申し込みに必要な項目を入力する
  5. 審査結果連絡のメールが届くのを待つ
  6. 審査に通ったらカードが発行される

申し込みに必要な項目を入力して送信したら、審査結果連絡のメールが届くのを待ちましょう。

審査に通ったらカードが発行され、利用を開始できます。

JCBプラチナの2つの申し込み方法を比較

JCBプラチナは通常入会とモバ即の2つの申込方法があります。

申込方法 最短審査時間 MyJCBアプリでのカード番号の確認 家族カードやETCカードの同時申し込み カードの受け取り 向いている人
モバ即 5分 必須 ・できるだけ早くショッピングをしたい
・カード番号をアプリで確認したい
通常入会 翌日 必須 ・家族カードやETCカードも同時に申し込みたい
・手続きを急がない

モバ即入会で申し込むと、最短5分でカードが発行できます。

家族カードやETCカードを発行したい人は、審査完了後に改めてMyJCBから手続きをしましょう。

モバ即入会はカードの発行を急ぐ人や、ネットショッピングの機会が多くカード番号をアプリで確認したい人に向いています。

通常入会で申し込むと、アプリ上でカード番号の確認ができません

家族カードやETCカードも同時に申し込みができるので、何度も手続きをしたくない人やカードの発行を急がない人は通常入会を選びましょう。

モバ即で申し込めば審査時間が最短5分で発行できる

モバ即で申し込めば審査時間は最短5分で、急いでいる人でもすぐショッピングできる可能性があります。

最短時間で発行するポイントは、以下の通りです。

  • 9:00~20:00に申し込みを済ませる
  • 顔写真付き本人確認書類による本人認証を持っている

受付可能時間を過ぎると、審査が翌日に回されます。

カード到着前にカード番号を確認するなら、以下の顔写真付き本人確認書類による本人認認証が必要です。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 在留カード

本人認証ができなければ、審査に通ってもカード到着までカード番号の確認ができません

20:00ぎりぎりに申し込みを始めると入力を終えたときには審査時間を過ぎている可能性もあるため、余裕を持って申し込みを始めましょう。

審査に通ってカードを利用するまでの流れ

審査に通ってショッピングにカードを利用するまでの流れは、以下の通りです。

  1. MyJCBアプリをダウンロードする
  2. 入会メッセージボックスに記載されているIDとパスワードを入力する
  3. 本人確認を実施する
  4. アプリホームに移動してクレジットカードの券面をタップする
  5. パスコードを設定する
  6. カード番号を確認する

初めてアプリを起動したときには、本人確認を行わなければいけません。

本人確認を実施したらアプリのホームに移動して、クレジットカードの券面をタップしましょう。

モバ即で審査通過するとカード番号のみ発行されるため、すぐにネットショッピングできます。

Apple PayまたはGoogle Payに設定すると、実店舗でのショッピングも可能です。

カードを受け取らないと退会扱いになるので、1週間程度で送られてくるカード本体を忘れずに受け取りましょう。

通常入会なら1週間程度でカードが届く

通常入会を選ぶと、1週間程度で自宅にカードが郵送されます。

  1. 必要項目を入力して申し込む
  2. Web上で支払い口座の登録を済ませる
  3. 審査結果連絡のメールを待つ
  4. 審査に通れば1週間程度で自宅にカードが郵送される

審査結果が出るのは最短翌日で、結果の連絡方法はメールです。

カードが届くまでショッピングに利用できないため、「1週間以内に高額決済の予定がある」「今日外出先で使いたい」といったときには、モバ即入会を選びましょう。

家族カードやETCカードを同時に申し込むなら、通常入会が便利です。

JCBプラチナのメリット3つ

JCBプラチナのメリットは以下の3点です。

  • 豊富な特典を受けられる
  • ポイントアップしやすい
  • JCB ザ・クラスへのインビテーションを受けられる

JCBプラチナには豊富な特典があり、日々の生活や旅行先で役立ちます。

ポイントアップできるタイミングも多いので、有効活用してポイントを効率的に貯めましょう。

JCBプラチナを利用していると、完全招待制のブラックカード「JCB ザ・クラス」へインビテーション(招待)を受けられる可能性もあります。

よりステータス性の高いカードの発行を目指す人は、JCBプラチナで実績を積みましょう。

家族カードでも同様の特典を受けられる

JCBプラチナで家族カードを発行するとプラチナカードならではの特典が受けられます。

家族会員の申込資格は、生計を同一にする以下の人です。

  • 配偶者
  • 高校生を除く18歳の子ども

年会費は1名なら無料、2人目から1名につき3,300円と低価格

審査はプラチナカードの所有者が受け、所有者の返済能力の範囲内で利用するため、収入のない家族でもプラチナカードを発行できます。

家族がいる人は家族カードを発行して、特典を受けましょう。

特典が豊富でプラチナ・コンシェルジュデスクも利用できる

JCBプラチナは以下のように特典が豊富なカードです。

特典 内容
プラチナ・コンシェルジュデスク ・24時間365日利用できる
・ホテルや航空券の手配といったあらゆる要望に対応してくれる
プライオリティ・パス 1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる
※本会員のみ
※家族会員は1名につき2,200円で利用可能
空港ラウンジサービス 国内主要空港やハワイ ホノルルの国際空港内のラウンジを無料で利用できる
ラウンジ・キー 世界約1,100ヶ所以上の空港ラウンジを有料で利用できる
航空機やホテルの優待サービス ・ANAのビジネスジェット申し込みでJCBギフトカードをもらえる
・ホテルや旅館で優待を受けられる
・手荷物無料宅配サービスを利用できる
JCBプレミアムカード会員限定交換商品 Oki Dokiポイントをプレミアムカード会員限定の商品と交換できる
グルメ・ベネフィット 国内の厳選したレストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分無料になる
グルメルジュ powered by TABLE REQUEST コンシェルジュデスクで紹介実績のある店舗をオンラインで予約できる
お取り寄せグルメ 有名シェフの高級料理や日本各地のグルメを優待価格で取り寄せられる

プラチナ・コンシェルジュデスクは24時間365日、JCBプラチナ保有者のあらゆる要望に対応してくれます

  • 旅行のサポート
  • ゴルフ場の予約
  • チケットの手配
  • レストランの予約

記念日にレストランの予約と共に花束の依頼をするといった利用方法も可能です。

空港ラウンジやホテルの優待サービスも充実しています。

グルメ関連の特典では、プラチナ以上のカードを持っている会員限定でお取り寄せや有名店舗のネット予約も可能です。

プライオリティ・パスは本会員限定のサービスですが、1名につき2,200円支払えば家族も利用できます。

「旅行先や出張先で快適に過ごしたい」「グルメ関連の特典を楽しみたい」といった人は、JCBプラチナを発行しましょう。

ポイントアップできるタイミングが多い

JCBプラチナはポイントアップできるタイミングが多く、使い方を工夫するとより多くのポイントを貯められます。

ポイントアップの方法 内容
JCBオリジナルシリーズパートナー パートナー店舗でショッピングをするとポイント最大20倍
MyJCBに登録して海外での利用でポイント2倍 JCB海外加盟店でカードを利用すると自動的にポイント2倍
JCB STAR MEMBERS 利用額に応じてOki Dokiポイントが最大2倍
海外ホテルオンライン予約 ポイント12倍
国内宿泊オンライン予約 ポイント5倍

JCBプラチナは、パートナー店舗や海外での利用でポイントアップします。

JCB STAR MEMBERSは、持っているカードの種類と利用額に応じてポイントがアップするサービスです。

一般カードは最大でポイント1.5倍までですが、JCBプラチナを持っていると年間300万円以上の利用でポイントが2倍に。

JCBプラチナを持っていると、海外ホテルのオンライン予約でポイント12倍、国内の予約でもポイント5倍と、効率的にポイントを貯められます。

カードの種類 海外で10万円のホテルをオンライン予約 国内で5万円のホテルをオンライン予約
JCBプラチナ 6,000ポイント 1,250ポイント
一般カード 500ポイント 250ポイント

年間利用額の多い人や旅行をする機会が多い人は、JCBプラチナを持っていると効率的にポイントを貯められます。

JCB ザ・クラスへのインビテーションが届く可能性もある

JCBプラチナを利用していると、JCB ザ・クラスへのインビテーションが届く可能性もあります。

JCB ザ・クラスとは完全招待制のブラックカードで、JCBが発行するカードの中で最高ランクです。

JCBプラチナやJCBゴールドを持っている人のうち、一定の条件を満たすと招待を受けられます。

条件は公開されていませんが、招待を受けるにはJCBプラチナを定期的に使って信用を得ましょう。

  • 毎月コツコツと使い続ける
  • 支払いを延滞しない

JCB ザ・クラスは年会費55,000円で、JCBプラチナ以上に維持コストがかかります。

利用限度額も高いと予想されるため、支払い能力がない人には発行できません

JCBプラチナを持っていても使わなければ、JCB ザ・クラスを発行しても使ってもらえないと判断されます。

利用実績がなければ、支払い能力があるか調査する参考にもなりません。

JCBプラチナの支払いを延滞すると、さらに上位カードを発行して利用限度額が増えればますます延滞の可能性が高まると思われます。

将来的にJCBの最上位カードであるJCB ザ・クラスを発行したい人は、延滞を避けつつJCBプラチナを毎月利用しましょう。

JCBプラチナのデメリットは主に2つ

JCBプラチナのデメリットは、主に以下の2つです。

  • 通常のポイント還元率が高くない
  • 海外で利用できる店舗が少なめ

JCBプラチナのポイント還元率は0.5%で、クレジットカードとしては一般的で、高くはありません。

JCBは日本初の国際ブランドのため、VisaやMasterCardと比較して海外で利用できる店舗は少なめです。

JCBプラチナのデメリットも知った上で、納得できる人はJCBプラチナの審査を受けましょう。

通常のポイント還元率は0.5%と高くない

クレジットカードのポイント還元率は1.0%を超えると高いと言われ、還元率0.5%のJCBプラチナは一般的です。

他社も含む主なプラチナカードのポイント還元率は以下の通り。

プラチナカード ポイント還元率
JCBプラチナ 0.5%
三井住友カード プラチナプリファード 1.0%
三井住友カード プラチナ 0.5%
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 0.75%

三井住友カードのプラチナプリファードはポイント還元率に特化したプラチナカードで、還元率が高いです。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、国内で1.5倍、海外で2.0倍のポイント優遇が受けられます。

ポイントのみに着目するなら、三井住友カード プラチナプリファードや、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを選びましょう。

とはいえJCBプラチナは、ポイントアップできるタイミングも多いです。

  • MyJCBに登録して海外での利用でポイント2倍
  • 利用額に応じてポイントが最大2倍
  • 海外ホテルオンライン予約でポイント12倍
  • 国内宿泊オンライン予約でポイント5倍

JCB ザ・クラスへの招待もあるので、ステータス性にもこだわるならJCBプラチナが向いています。

日本発の国際ブランドのため海外で利用できる店舗は少なめ

JCBは日本初の国際ブランドのため、他の国際ブランドと比較して海外で利用できる店舗が少なめです。

国際ブランドの海外でのシェア率は、以下の通り。

国際ブランド シェア率
ユニオンペイ 59.0%
Visa 23.5%
MasterCard 15.4%
JCB 0.9%

出典:クレジットカードとは VISA、ロシアでも高シェア│日本経済新聞

ユニオンペイが全体の半分以上を占め、JCBはVisaやMasterCardと比べてもシェア率がかなり低いです。

JCBカードの加盟店は世界に約4,300万店あります。

日本人が旅行や出張で訪問する機会の多い以下の地域に、加盟店が多い傾向です。

  • ハワイ
  • グアム
  • 韓国
  • 台湾

さらにアメリカの国際ブランドDiscoverやAmerican Expressとの提携により、以下の地域でも利用できる店舗が増加しています。

  • アメリカ
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド

海外の利用可能店舗は「たびらば」でチェックできるので、よく行く地域で使えるか確認しましょう。

出典:JCBカードは海外でも使える!旅行をおトクで便利に楽しむ方法を紹介│JCB

JCBプラチナに関してよくある質問と回答

JCBプラチナに関してよくある以下の質問に対して、回答を掲載しました。

  • JCBプラチナの審査状況が気になるときは途中で確認できますか?
  • JCBプラチナの審査は土日も実施していますか?
  • JCBプラチナを解約するにはどうすればいいですか?
  • JCBプラチナにキャンペーンはありますか?

疑問がある人は申込前に解決して、納得の上でJCBプラチナの審査を受けましょう。

JCBプラチナの審査状況は途中で確認できる?

JCBプラチナの審査状況は、途中で確認できます

審査状況を確認したいときは、申し込み完了後に案内される画面をチェックしましょう。

通常入会で申し込むと、審査結果が出るのは最短で申し込みの翌日です。

できるだけ早く審査結果を知りたい人は、最短5分で審査結果を確認できるモバ即で申し込みましょう。

20時以降の申し込みは翌日扱いになるため、最短5分で審査結果を確認するには、9:00~20:00に申し込みを完了させなければいけません。

JCBプラチナの審査は土日でも受けられる?

JCBプラチナの審査は、土日祝日でも実施されています。

モバ即で申し込めば、土日の即日発行にも対応可能です。

土日や祝日でも即時発行は可能でしょうか?

9:00AM~8:00PMに申し込みが完了すれば即時発行が可能です。ただし、オンライン口座設定ができない場合などは即時発行ができません。

出典:JCB

「土日に外出先でずっとほしかったものを見つけた」といったときでも、すぐに発行してもらえます。

通常入会でも、早ければ申込日の翌日に審査結果の確認が可能です。

JCBプラチナは土日に急遽発行したいときでも、対応できる可能性があります。

JCBプラチナを解約したいときはどうすればいい?

JCBプラチナを解約する手順は以下の通りです。

  • カードを手元に用意する
  • カード裏面に記載されたカード発行会社を確認する
  • 電話で解約の連絡を入れる

JCBプラチナを退会するときは、電話で連絡を入れなければいけません。

カード裏面に記載されたカード発行会社を確認して、カードの所有者が自分で電話しましょう。

JCBプラチナではキャンペーンを実施している?

申し込みのタイミングによっては、JCBプラチナでキャンペーンを実施している可能性もあります。

過去に行われたキャンペーンの例は、以下の通りです。

キャンペーンの例 内容
期間限定入会キャンペーン 最大69,500円のキャッシュバック
友達紹介キャンペーン もれなく1,500円キャッシュバック
期間限定でポイントアップ 獲得できるポイント数が増える

例えば期間限定入会キャンペーンでは、以下の条件を満たすと最大69,500円のキャッシュバックを受けられます。

条件 キャッシュバックの内容
家族カードの設定 最大4,000円
ショッピング枠1万円以上の利用とキャッシング枠の設定 最大5,000円
30万円以上の利用で初年度年会費分をキャッシュバック 27,500円
Amazonでのショッピングで20%還元 最大30,000円
スマホ決済の利用額を20%還元 最大3,000円

キャンペーンの内容は時期によって変わるため、公式サイトを確認して適用されるキャンペーンがあれば利用しましょう。

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