JCBカードW plus LとJCBカードWの違いは何がある?メリットやどちらを選ぶべきか解説

JCBカードを作成するとき、JCBカードW plus LとJCBカードWのどちらを申し込むべきか迷う人がいます。
JCBカードW plus LとJCBカードWの違いは、主にデザインや付帯サービスです。
JCBカードW plus Lは、JCBカードWの基本的なサービスに加え、女性向けの特典や保険が用意されています。
本記事では、JCBカードを申し込む人に向けて以下の内容を紹介しました。
- JCBカードW plus LとJCBカードWの違い
- JCBカードW plus LとJCBカードWの共通するメリットやデメリット
- JCBカードW plus Lがおすすめの人
JCBカードW plus LとJCBカードWの違いや共通するメリット、JCBカードW plus Lを利用するデメリットも解説しました。
JCBカードW plus Lがおすすめの人も紹介するので、当てはまっているか把握してから自分に合うか判断しましょう。
Contents
JCBカードW plus LとJCBカードWの違いとは?
JCBカードW plus LとJCBカードWの違いは3つあります。
- デザイン
- 特典
- 保険内容
JCBカードW plus Lは女性向けのデザインが用意されており、可愛いカードを作りたい人におすすめです。
JCBカードW plus Lの特典には、TOHOシネマズ映画鑑賞券やJCBトラベルで使える旅行代金があります。
JCBカードW plus Lが提供している女性疾病保険は、満69歳まで加入でき様々な女性特有の疾病に備えられる内容です。
JCBカードW plus LとJCBカードWの違いや各カードの特徴を把握して、自分に合った1枚を選びましょう。
JCBカードW plus Lは女性向けのデザインから選べる
JCBカードW plus Lは、3種類の女性向けのデザインから選べます。
- ホワイト
- ピンク
- M/mika ninagawaとのコラボデザイン
JCBカードWのデザインはネイビーのみで、JCBカードW plus Lと比べるとシンプルです。
出典:JCB カードW
明るいデザインのカードを選びたいならJCBカードW plus Lが適しています。
落ち着いたデザインで財布の色や雰囲気と統一したい人は、ネイビーのJCBカードWがおすすめです。
明るいデザインなら財布からクレジットカードがひと目で見つかりやすいので、他にもクレジットカードやポイントカードを持っている人はJCBカードW plus Lを選びましょう。
JCBカードW plus Lは女性向け特典が用意されている
JCBカードW plus Lは、女性向けの様々な特典を用意しています。
会員限定で「キレイ」をサポートする協賛企業「LINDAリーグ」が優待や商品の抽選キャンペーンを実施。
毎月10日と30日のLINDAの日は、2,000円分のJCBギフトカードが当たるルーレットを実施中です。
プレゼントと優待特典の例は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
プレゼント | ・TOHOシネマズ映画鑑賞券(25組50名) ・JCBトラベルで使える旅行代金1万円分(6名) |
優待特典 | ・ラクリッチ1,000円オフクーポン ・パンスク総額1,500円オフクーポン ・スターバックスカードへのオンライン入金でOki Dokiポイントが10倍 ・Starbucks eGiftの購入でOki Dokiポイントが20倍 ・旅行の申し込みでOki Dokiポイントが2倍 ・プリンスホテルのチャイニーズアフタヌーンティーセットメニューにワンドリンクサービス ・永平寺 親禅の宿 柏樹關での体験プラン ・ワンドリンク付き三段オードブルとイブニングハイティー ・ワタベウェディングの優待 |
※2025年3月現在
TOHOシネマズ映画鑑賞券はペアチケットで、無料でパートナーや友人と映画鑑賞できるチャンスがあります。
プリンスホテルやワタベウェディングは、特別な日に利用できる優待が用意されているので自分へのご褒美にも最適で最適です。
プレゼントや優待は毎月行われますが、月によって内容が異なるケースもあります。
クレジットカードでポイントを貯めながら、さらにキャンペーンや特典を利用してお得に活用したい人は、JCBカードW plus Lを発行しましょう。
JCBカードW plus Lは女性疾病保険で備えられる
JCBカードW plus Lを利用すると、女性疾病保険に加入して女性特有の疾病に備えられます。
JCBカードW plus Lの女性疾病保険の補償内容は以下の通りです。
補償内容 保障額 疾病入院保険金 日額3,000円 女性特定疾病入院保険金 日額3,000円 疾病手術保険金 ・入院中30,000円
・外来15,000円女性特定疾病手術保険金 ・入院中30,000円
・外来15,000円※引用:JCB「女性疾病保険」
疾病入院保険金と女性特定疾病入院保険金は日額3,000円がもらえるので、入院期間が長引いても安心です。
疾病手術保険金と女性特定疾病手術保険金は、入院中だと30,000円、外来でも半額の15,000円が保障されます。
補償対象となる疾病の例は以下の通りです。
- 乳がん
- 子宮がん
- 卵巣がん
- 子宮筋腫
- 妊娠の合併症
日帰り入院や最長180日の長期入院まで対象となります。
通算で1,000日まで補償が受けられ、海外で入院しても補償対象です。
満18歳〜満69歳の女性なら契約でき、月額保険料は290円からと財布に優しいです。
満年齢区分 月額保険料 18歳~19歳 290円 20歳~24歳 290円 25歳~29歳 540円 30歳~34歳 670円 35歳~39歳 710円 40歳~44歳 740円 45歳~49歳 890円 50歳~54歳 1,040円 55歳~59歳 1,430円 60歳~64歳 1,860円 65歳~69歳 2,780円 ※引用:JCB「女性疾病保険」
最大でも月額2,780円で加入できるので、満69歳以下で費用を抑えながら女性疾病に備えたい人は活用しましょう。
保険に加入する方法は、JCBカードW plus Lに入会した後にWebで必要事項を入力して、申し込みボタンを押すだけです。
JCBカードW plus Lを契約すれば簡単に加入できるので、特典を活用して女性特有の疾病に備えましょう。
JCBカードW plus LとJCBカードWの共通するメリット5つ
JCBカードW plus LとJCBカードWの共通するメリットは以下の5つです。
- ポイント還元率が基本1.0%
- 年会費が永久無料
- カード番号を即日確認できる
- ナンバーレスと裏面番号あり希望に合わせて選べる
- 付帯保険が利用できる
JCBカードW plus LとJCBカードWは、ともにポイント還元率が1.0%と高く設定されています。
年会費が永久無料なので、2年目以降の年会費がかかる心配もありません。
カード番号を即日発行でき、クレジットカードが手元になくてもすぐネットショッピングで使えます。
ナンバーレスのカードタイプが選べるので、番号が記載されているクレジットカードを持ち歩くのが不安な人でも活用しやすいです。
海外旅行の頻度が多い人や海外旅行の予定がある人は、海外旅行傷害保険とショッピングガード保険に加入して備えられます。
JCBカードW plus LとJCBカードWのメリットを把握した上で、他のクレジットカードと比較して自分に合うものを選びましょう。
ポイント還元率が基本1.0%である
JCBカードW plus LとJCBカードWは、ともにポイント還元率が1.0%です。
クレジットカードの一般的なポイント還元率は0.5%なので、2倍のポイントを貯められます。
以下のパートナー店で買い物するとポイント還元率が最大21倍までアップ。
- Amazon
- セブン-イレブン
- スターバックス
Amazonで買い物すると、一般カードでポイント3倍のところ、JCBカードW plus LとJCBカードWに限り4倍になります。
スターバックスは、スターバックスカードへのオンライン入金またはオートチャージと、Starbucks eGiftの購入を対象としてポイントが21倍に。
頻繁にスターバックスに行く人は、効率的にポイントを獲得できます。
JCBカードW plus LとJCBカードWは1,000円に付き2ポイント貯まるクレジットカードで、貯まったポイントは最大5円分として利用可能です。
クレジットカードの支払いに充当しても1ポイント3円で使えるので、500ポイント貯まれば1,500円分を支払いに充てられます。
ポイント還元率の高さを重視したい人は、JCBカードW plus LとJCBカードWのどちらかを選んで発行しましょう。
年会費が永久無料で維持費が発生しない
JCBカードW plus LとJCBカードWは、ともに年会費が永久に発生しません。
以下の条件もなく、カードの利用頻度や利用金額を負担に感じずに済みます。
- 初年度のみ無料で2年目以降の年会費がかかる
- 一定回数以上利用しなければ年会費が有料になる
- 一定の金額利用しなければ年会費が発生する
家族カードとETCカードの追加カードも年会費が永久無料なので、維持費をかけずにクレジットカードが持てます。
JCBカードW plus LとJCBカードW以外のJCBオリジナルシリーズの年会費は以下の通りです。
JCBオリジナルシリーズ | 年会費 |
---|---|
JCBカードS | 永久無料 |
JCB一般カード | ・初年度無料 ・次年度以降は税込1,375円 ※年間50万円以上のショッピング利用とMyJチェックへの登録で翌年の年会費無料 |
JCBゴールド | 税込11,000円 |
JCBゴールド ザ・プレミア | 税込11,000円+サービス年会費税込5,500円 ※条件を満たすとサービス年会費無料 |
JCBプラチナ | 税込費27,500円 |
JCBカードW plus LとJCBカードW以外に、JCBカードSも年会費が永久にかかりません。
他のカードは年会費が有料または条件を満たさなければ年会費が発生します。
JCBカードSのポイント還元率は通常0.5%なので、還元率と維持費ともに重視するならJCBカードW plus LとJCBカードWを選びましょう。
カード番号の即日発行ができる
JCBカードW Plus LまたはJCBカードWは、契約を完了するとカード番号を即日発行できます。
最短5分でカード番号が確認できるので、クレジットカードが自宅に到着するのを待たずにネットショップで使用が可能です。
カード番号は、MyJCBアプリでデジタルカードを作成すると確認できます。
MyJCBアプリからApple PayやGoogle Payを設定すると、実店舗でのショッピングも可能です。
「タイムセールの終了や閉店時間までにカードの発行を間に合わせたい」「明日は忙しくて買い物ができないから急ぎたい」といった人でも、すぐにショッピングできます。
クレジットカードの契約には審査が必要なので、即日カード番号を確認したい人は余裕を持って申し込みましょう。
即日審査結果を聞くには9時〜20時の時間内に手続きを完了させる必要があります。
最短審査時間は5分ですが、混み合っているときや入力ミスで確認が必要になったときは時間がかかるケースも。
当日中に発行してもらいたいなら、午前中に申し込むと間に合う可能性を高められます。
すぐにクレジットカードを使いたい人は、JCBカードW Plus LまたはJCBカードWのカード番号を即日発行しましょう。
ナンバーレスと裏面番号ありからカードタイプが選べる
JCBカードW Plus LまたはJCBカードWを作成する際、ナンバーレスと裏面番号ありの2種類から選べます。
ナンバーレスと裏面番号ありのカードタイプの違いは以下の通りです。
カードタイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
ナンバーレス | カード番号を盗み見されずセキュリティを強化できる | カード番号を確認するには専用アプリを開く必要がある |
裏面番号あり | カードの裏面を見ながらカード情報を入力できる | カード番号を盗み見される恐れがある |
ナンバーレスはカード番号が一切記載されていないので、盗み見される心配がありません。
セキュリティを強化できる一方で、カード番号を専用アプリから確認する必要があるので、スマホの充電がなかったり電波が悪かったりすると確認が難しいです。
裏面番号ありのカードはカード番号が記載されており、カードが手元にあればスムーズに入力や手続きが進められます。
しかしカード番号を盗み見される心配があるので、クレジットカード決済時はカード番号が周囲から見えないように注意する必要があります。
セキュリティ面が不安な人はナンバーレス、ネットショップで番号を入力する機会が多い人は裏面番号ありを選びましょう。
海外旅行傷害保険とショッピングガード保険に加入できる
JCBカードW plus LとJCBカードWには、海外旅行傷害保険とショッピングガード保険が付帯しています。
海外旅行傷害保険の保険金額と支払条件は以下の通りです。
保険の種類 保険金額 保険の支払条件 死亡
後遺障害最高2,000万円 旅行期間中の事故による怪我が原因で事故の日から180日以内に死亡または後遺障害を生じたとき 傷害治療費用 1回の事故につき100万円限度 旅行期間中の事故による怪我が原因で医師の治療を受けたとき
※事故の日から180日以内に要した費用に限る疾病治療費用 1回の病気につき100万円限度 旅行期間中に発病または原因が発生し旅行期間中または旅行行程終了後72時間を経過するまでに(特定感染症の場合は30日を経過するまでに※1)医師の治療を受けられたとき
※最初の治療日から180日以内に要した費用に限る賠償責任 1回の事故につき2,000万円限度 旅行期間中に誤って他人を怪我させたり他人のものを壊したりして、被害者から法律上の損害賠償を請求されたとき 携行品損害 1旅行中20万円限度
保険期間中100万円限度旅行期間中に携行する身の回りの品(被保険者の所有するもの)が盗まれたり、事故により壊れたりしたとき
※自己負担額1回の事故につき3,000円
※携行品1つあたり10万円限度救援者費用等 100万円限度 旅行期間中に
・怪我をして事故の日から180日以内に亡くなられたとき
・病気により亡くなられたとき
・病気にかかり医師の治療を受け、旅行行程終了後30日以内に亡くなられたとき
・怪我または病気により継続して3日以上入院されたとき
・搭乗している航空機、船舶等が行方不明または遭難したとき
・事故により生死が確認できない場合または緊急な捜索・救助活動が必要になったとき(ただし被保険者の無事が確認できた後に現地に赴く救援者の費用は対象外)※1特定の感染症とはコレラ、ペスト、天然痘、発疹チフス、ラッサ熱、マラリア、回帰熱、黄熱、重症急性呼吸器症候群、エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、マールブルク病、コクシジオイデス症、デング熱、顎口虫(がっこうちゅう)、ウエストナイル熱、リッサウイルス感染症、腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群、高病原性鳥インフルエンザ、ニパウイルス感染症、赤痢、ダニ媒介性脳炎、腸チフス、リフトバレー熱、レプトスピラ症をいいます。
※引用:JCBのおすすめ保険
海外旅行傷害保険に加入すると最高2,000万円の補償が受けられるので、初めての海外旅行で不安な人や海外旅行の頻度が多い人は安心して旅行できます。
海外の医療費は高くなりがちで、胃腸炎で診察を受けただけで1万円以上※かかるケースも。
海外旅行傷害保険で万が一に備えられると、経済的な負担を気にする必要がありません。
海外旅行傷害保険に加入するには、搭乗する公共交通乗用具または参加する募集型企画旅行の料金をJCBカードで支払う必要があります。
海外旅行傷害保険の補償期間は以下の通りです。
- 出国前にカードを使うと出国日〜3ヶ月間
- 出国後にカードを使うとカードの利用時〜3ヶ月間
カードを利用するタイミングによって補償期間が異なるため、出国日から補償を適用させたいなら出国する前に利用しましょう。
以下の通り海外旅行傷害保険の対象となるものと対象外のものがあります。
対象になるもの 対象にならないもの ・空港に向かうモノレールなどの鉄道代金、新幹線、成田エクスプレス、スカイライナーなどの有料特急列車代金
・空港に向かうリムジンバス乗車代金、路線バス、トロリーバス
・空港に向かうタクシー代金
・渡航先への航空券(地方空港~国際空港含む)、燃油サーチャージ料金
・海上運送法に基づく事業会社が所有する船舶代金
・渡航先までの航空券、海外旅行先までの乗継便航空券、復路の航空券
・旅行会社で予約した海外旅行ツアー代金(パッケージツアー代金)、日本で海外ツアーとあわせて申し込んだオプショナルツアー・バスの定期券と回数券
・電車の定期券と回数券
・空港までのガソリン代金、高速道路料金、駐車場料金
・国内または海外でのレンタカー料金
・海外出発前に空港近くに宿泊した際の料金、海外でのホテル宿泊料金(個人手配)、空港利用税
・空港ラウンジにて決済した場合
・ESTA申請料金
電車代やバス代といっても、定期券や回数券は保険対象になりません。
定期券や回数券を使わずに空港まで電車やバスで向かう人や、旅行会社で海外旅行ツアーを予約する人は、海外旅行傷害保険に加入しましょう。
海外旅行先で購入した物品が無事手元に配送されるか不安な人は、ショッピングガード保険へ加入すると万が一に備えられます。
ショッピングガード保険の保険金額と支払条件は以下の通りです。
保険の種類 保険金額 保険の支払条件 海外 100万円限度 補償期間内にJCB会員がJCBカードを利用して購入した物品で購入日(配送等による場合には物品の到着日)から90日以内に偶然な事故によって損害を被ったとき 自己負担額 1回の事故につき10,000円 ※引用:JCBのおすすめ保険
最大100万円まで補償が受けられるので、海外旅行先で高価なものを購入する人は加入しておくと安心して旅行できます。
旅行先でJBCカードを利用して購入したものが対象のため、他のクレジットカードで支払わないように注意しましょう。
ショッピングガード保険は、以下の通り補償の対象にならないものがあります。
- 船舶(ヨット・モーターボートおよび、ボート)、航空機、自動車、原動機付自転車、自転車、ハンググライダー、サーフボード、セーリングボードおよびこれらの付属品
- 義歯、義肢、コンタクトレンズその他これらに類するもの
- 動物及び植物
- 現金、手形、小切手、その他有価証券、印紙、切手、乗車券等(鉄道・船舶・航空機の乗車船券・航空券・定期券・宿泊券・観光券および旅行券)旅行者用小切手およびあらゆる種類のチケット
- 稿本、設計書、図案、帳簿その他これらに準ずるもの
- 自動車電話、携帯電話およびこれらの付属品
- 食料品
- 会員が従事する職業上の商品となるもの
- JCBギフトカードで購入した物品
※引用:JCBのおすすめ保険
旅行先でコンタクトレンズやスマホを購入しても、ショッピングガード保険の対象にならないので把握しておきましょう。
海外旅行の頻度が多い方や予定がある人は、海外旅行傷害保険とショッピングガード保険に加入できるJCBカードW plus LまたはJCBカードWへの申し込みがおすすめです。
JCBカードW plus Lを利用するデメリット4つ
JCBカードW plus Lを利用するデメリットは以下の4つです。
- 39歳までしか申し込めない
- JCB STAR MEMBERSの対象外
- 国内旅行傷害保険は付帯されていない
- ショッピングガード保険は国内だと対象外
JCBカードW plus Lは18歳〜39歳の人しか加入できません。
一定額以上利用するとポイントの倍率が上がるJCB STAR MEMBERSは対象外です。
頻繁に利用してもJCB STAR MEMBERSによるポイントはもらえないので、把握しておきましょう。
海外旅行傷害保険は利用できても国内旅行傷害保険は加入できず、別途保険に加入する必要があります。
ショッピングガード保険は国内だと対象にならず海外旅行者限定です。
JCBカードW plus Lを利用するデメリットを把握した上で、どのクレジットカードにするか決めましょう。
39歳までしか申し込めず加入できる年齢が限られている
JCBカードW plus Lは18歳〜39歳までしか加入できません。
JCBカードW plus Lに限りませんが、18歳でも高校生だと申し込みが不可能です。
18歳〜39歳である条件に加え、本人または配偶者の収入が安定的で継続している人が対象となっています。
収入が安定し、返済能力が十分に高いとしても、年齢の条件を満たしていなければ申し込みできません。
39歳を超えると加入できませんが、39歳までに加入しておけば40歳以上になっても問題なく使えます。
18歳〜39歳の人はJCBカードW plus L、40歳以上の人は別のクレジットカードに申し込みましょう。
JCBカード Sは年会費永年無料で40歳以上の人でも発行できます。
JCB STAR MEMBERSのポイントアップの対象外である
JCBカードW plus Lは、JCB STAR MEMBERSのポイントアップの対象になりません。
JCB STAR MEMBERSとは、JCBカードを一定金額利用したときに翌年度のポイントの倍率がアップするサービスです。
持っているJCBカードが対象なら、特別な手続きなしにポイントの倍率を上げられます。
JCB STAR MEMBERSの対象となるJCBカードとポイント倍率は以下の通りです。
年間利用金額 ・JCBゴールド
・JCBカードS
・JCBネクサス・JCBザ・クラス
・JCBプラチナ
・JCBゴールド ザ・プレミア30万円〜 1.1倍 1.2倍 50万円〜 1.2倍 1.3倍 100万円〜 1.5倍 1.6倍 300万円〜 2.0倍 2.0倍 ※引用:JCB「JCBスターメンバーズ」
対象となるJCBカードSは、JCBカードW Plus Lと同じく年会費無料で利用できます。
ただし基本ポイント還元率はJCBカードSが0.5%とJCBカードW Plus Lより低いです。
例えば年間利用額が40万円のとき、獲得できるポイント数は以下の通り。
カード | 獲得ポイント数 |
---|---|
JCBカードW Plus L | 800ポイント |
JCBカードS ※条件達成により1.1倍として計算 |
440ポイント |
一般のJCBカードの2倍ポイントが貯まるJCBカードW Plus Lの方が、ポイント獲得数が多いです。
JCBカードW Plus Lの利用店舗によっては最大10.5%の還元を受けられるので、JCB STAR MEMBERSの対象外でも多くのポイントが貯まる可能性もあります。
頻繁に利用する店舗やクレジットカードの年間利用金額から、JCBカードSかJCBカードW Plus Lか決めましょう。
国内旅行傷害保険は利用できず別途保険に加入する必要がある
JCBカードW Plus Lは海外旅行傷害保険に加入できますが、国内旅行傷害保険は利用できません。
国内旅行で損害が起きても補償の対象にならないため、備えておきたい人は別途保険に加入する必要があります。
個別で国内旅行傷害保険に加入したい人は、保険会社の店舗に行ったりインターネットから申し込んだりしなければいけません。
JCBカードW Plus Lに限らず、年会費無料のクレジットカードは海外旅行傷害保険しか付帯していないカードがほとんどです。
JCBカードで国内旅行傷害保険が付帯しているカードと保険金額は以下の通りです。
クレジットカード | 保険金額 |
---|---|
JCBゴールド | 最高5,000万円 |
JCBプラチナ | 最高1億円 |
JCBザ・クラス | 最高1億円 |
上記のクレジットカードは付帯サービスが充実していますが、年会費がかかってしまいます。
国内旅行で起こり得る損害に備えたい人は、ランクの高いクレジットカードがおすすめです。
あまり旅行する機会がない人はJCBカードW Plus Lに申し込みましょう。
ショッピングガード保険は国内だと対象外である
JCBカードW Plus Lに付帯しているショッピングガード保険は、海外で利用した分のみ対象となり、国内は対象外です。
国内旅行に備えておきたい人は、旅行傷害保険と同様に自分で個別に加入する必要があります。
ショッピングガード保険は、JCBカードW Plus Lで購入した商品が対象です。
購入から90日以内の商品が対象となるので、不慮の事故により損害を負ったときは早めに申告しなければいけません。
国内旅行を頻繁にする人で購入品の破損が不安な人は、国内でも適用する保険に別途加入しましょう。
海外旅行の頻度が多い人や旅行をあまりしない人は、JCBカードW Plus Lでカバーできます。
JCBカードW plus Lがおすすめの人3選
JCBカードW plus Lがおすすめの人は以下の通りです。
- 年会費が無料とポイントの還元率を両立したい
- 様々なキャンペーンや特典を利用したい
- 女性疾病に備えて保険に加入したい
JCBカードW plus Lは、年会費無料かつポイント還元率1.0%で効率よくポイントを貯めたい人に適しています。
女性向けの様々なキャンペーンや特典が用意されているので、クレジットカードで節約したい人におすすめです。
JCBカードW plus Lの会員限定で女性疾病保険にリーズナブルな価格で加入できます。
どのカードに申し込むか迷ったら、JCBカードW plus Lがおすすめの人の特徴に当てはまるか確認しましょう。
年会費が無料でポイントの還元率を重視したい
JCBカードW plus Lは年会費無料でポイント還元率が1.0%なので、効率よくポイントを貯めたい人におすすめです。
一般的なポイント還元率は0.5%で、JCBカードW plus Lだと2倍のポイントがもらえます。
年会費がかかるクレジットカードは、貯めたポイント分が年会費によって差し引かれてしまうケースも。
JCBカードW plus Lは維持費がかからないので、「年会費分のポイントを貯めなければいけない」「忘れた頃に年会費が請求されていた」といった状況の回避が可能です。
海外でJCBカードW plus Lを利用したときも還元率1.0%でポイントがもらえます。
貯めたポイントは1ポイント3円〜5円に換算して利用できるので、ポイントを貯めれば貯めるほど大きな還元が受けられます。
ポイントを効率よく貯めたい人は、還元率の高いJCBカードW plus Lを活用しましょう。
様々なキャンペーンや特典を利用してお得に節約したい
JCBカードW plus Lは、様々なキャンペーンや特典が用意されており、活用すれば節約できます。
JCBカードW plus Lで提供されているLINDAリーグサービスは、ホテルやコスメといった女性向けの優待情報が満載です。
JCBカードW plus Lの優待情報は毎月変わるので、年間を通して様々な特典を受けられる楽しみが増えます。
美容関連の特典は、「美容に力を入れたいものの節約もしなければいけない」といった人の自分磨きに最適です。
グルメやエンタメ施設の優待情報も用意されているので、たまのご褒美に美味しいものを食べたり気分転換したりできます。
キャンペーンや特典を活用して節約したい人はJCBカードW plus Lに申し込みましょう。
女性疾病に備えて保険に加入したい人
JCBカードW plus Lを契約している女性限定で加入できる女性疾病保険が用意されているので、女性特有の疾病に備えたい人におすすめです。
女性疾病保険は満18歳〜満69歳の女性が加入でき、月額料金は290円からとリーズナブルです。
通常の疾病に加えて女性疾病による入院と手術費用を補償してもらえるので、治療で多額の費用がかかっても負担を軽減できます。
女性疾病は若い世代でも発症する可能性があるので、いつ発症するか分からない不安を抱えている人はJCBカードW plus Lの保険に加入しましょう。
JCBカードW plus Lの作り方と知っておきたいポイント
JCBカードW plus Lを作成したい人は、事前に作り方を確認しておくとスムーズに手続きできます。
JCBカードW plus Lを作成するときに知っておきたいポイントは以下の3つです。
- JCBカードW plus Lが届くまで約1週間かかる
- ETCカードと家族カードはJCBカードW plus Lより届くまで時間がかかる
- 金融機関によってサービスを利用できる時間が異なる
JCBカードW plus Lを申し込むとカードが自宅に届くのは約1週間後です。
ETCカードと家族カードを追加した際、本カードとは別に発送される可能性があるので、追加カードは本カードよりも遅く届きます。
JCBカードW plus Lで口座を設定する金融機関によって利用可能時間が異なるので、口座を設定する前に確認するとスムーズに利用可能です。
JCBカードW plus Lを作るときは、ポイントを押さえた上で手続きを進めましょう。
JCBカードW plus Lを作成する手順
JCBカードW plus Lは、ナンバーレスとカード番号ありで作成する手順が異なります。
どちらでも共通する入力情報は以下の通りです。
- 氏名
- 生年月日
- 職業
- 年収
- メールアドレス
- 支払い口座の情報
虚偽の情報を入力すると審査が難航する恐れがあるので、正確な情報を入力するのがポイントです。
以下のものを準備しておくとさらにスムーズに手続きを進められます。
- 運転免許証または運転経歴証明書
- 源泉徴収票、確定申告書、給与明細書などの収入証明書類
- スマホアプリやキャッシュカード、通帳などの金融機関の口座情報が分かるもの
キャッシングサービスを利用する人は、収入証明書類を手元に用意しておきましょう。
ナンバーレスのJCBカードW plus Lを作成する流れは以下の通りです。
- インターネットで申込手続きする
- 必要情報の登録と支払口座を設定する
- 審査を受ける
- メールで審査結果を受け取る
- My JCBをインストールする
- アプリを起動して本人確認書類を提出する
公式サイトから申し込み手続きを始め、氏名や連絡先を登録すると審査が始まります。
審査結果連絡をメールで受け取ったら、My JCBアプリをインストールしましょう。
本人確認書類が確認されれば、アプリでカード番号を表示できます。
同時にナンバーレスのJCBカードW plus Lも自宅に発送され、届いたらカードによるショッピングも可能です。
すぐにカード番号を確認したい人はナンバーレスを発行しましょう。
カード番号ありのJCBカードW plus Lを作成する流れは以下の通りです。
- インターネットで申込手続きする
- 必要情報の登録と支払口座を設定する
- 審査を受ける
- メールで審査結果を受け取る
審査結果を受け取るまでは、ナンバーレスカードと同様に申し込み手続きを進めましょう。
カード番号が記載されているJCBカードW plus Lは、アプリをインストールしなくても手続きを進められます。
クレジットカードの発行を急いでいない人や、カードを見ながら番号を入力して買い物する頻度が多い人は、カード番号ありのJCBカードW plus Lを作成しましょう。
JCBカードW plus Lは約1週間で自宅に届く
JCBカードW Plus Lを作成する際、カードが自宅に届くのは審査が完了してから約1週間です。
カードが発送されると、メールで配送業者や追跡番号を確認できます。
いつカードが自宅に届くか分かり、自宅にいる時間帯に配達して欲しいときは時間指定が可能です。
以下のケースだと自宅にカードが届くまで1週間以上かかる可能性があります。
- 審査に時間がかかる
- 住所変更の手続きが済んでいなかった
- 配送トラブルが発生した
- 年末年始やゴールデンウィークなどの連休中だった
- 郵送されていたが期限内に受け取れなかった
少しでも早く手元にカードが欲しい人は、大型連休を避けて申し込み、自宅にいる時間帯を狙って配達時間を指定しましょう。
ETCカードと家族カードはJCBカードW plus Lより遅れて届く
ETCカードや家族カードも一緒に発行すると、JCBカードW plus Lとは別に発送されるので遅れて届く可能性があります。
ETCカードや家族カードは、JCBカードW plus Lの審査が完了してから手続きが可能です。
追加カードを少しでも早く受け取りたい人は、事前にJCBに問い合わせて相談しましょう。
高速道路に乗って出かける予定があるときは、2週間以上前にJCBカードW plus Lに申し込んでからETCカードの手続きを進めるのがポイントです。
金融機関によってサービス利用可能時間が異なる
JCBカードW plus Lで口座を設定する期間によっては、サービス利用時間が異なります。
設定可能な金融機関の一部と利用可能時間は以下の通りです。
金融機関 | 利用時間 |
---|---|
りそな銀行 埼玉りそな銀行 |
24時間 |
ゆうちょ銀行 PayPay銀行 楽天銀行 住信SBIネット銀行 auじぶん銀行 イオン銀行 |
24時間 |
三菱UFJ銀行 | 24時間 |
みずほ銀行 | 月曜〜金曜:24時間 土曜:0時〜22時 日曜:8時〜翌0時 |
三井住友銀行 | 月曜:7時〜翌0時 火曜〜土曜:24時間 日曜:0時〜21時 |
24時間いつでも利用できる金融機関もありますが、一部は一定時間利用できません。
夜中の利用ができない金融機関が多いので、夜間の利用頻度が多い人は24時間対応の金融機関の口座を設定しましょう。
JCBカードW plus Lに申し込むときによくある質問
JCBカードW plus Lを作成するときによくある質問は以下の3つです。
- 女性疾病保険に入らなくてもJCBカードW plus Lは利用できますか?
- JCBカードW plus Lから別のカードに切り替えられますか?
- JCBカードW plus Lは男性でも申し込めますか?
女性疾病保険に加入できるJCBカードW plus Lですが、入らなくてもカードは利用できるか疑問に思っている人がいます。
他のJCBカードを利用したいとき、JCBカードW plus Lから切り替えられるか気になるとの声も。
女性向けと謳っているJCBカードW plus Lは、デザインや特典が気に入れば性別関係なく利用できるか知りたい人もいます。
JCBカードW plus Lへの契約を迷っている人は、疑問を解消してから申込手続きを進めましょう。
JCBカードW plus Lの女性疾病保険は、必ずしも加入しなくてはいけないものではありません。
保険に加入しなくても問題なく使えます。
女性疾病保険は満18歳〜満69歳の女性限定なので、年齢や性別の条件が合わなければ加入できません。
条件を満たした希望者のみが加入が可能です。
女性疾病保険以外に、海外旅行傷害保険とショッピングガード保険も希望者のみが使えます。
自分に必要な保険のみ加入して、様々な疾病や損害に備えましょう。
JCBカードW plus Lから別のカードに切り替えるには、グレードアップするか、解約してから新規申込をする必要があります。
JCBカードのラインナップは以下の通りです。
ランク クレジットカード スタンダード ・JCB カード W plus L
・JCBカードW
・JCBカードSゴールド ・JCBゴールド
・JCBゴールド ザ・プレミア
・JCB GOLD EXTAGEプレミアム ・JCBプラチナ
・JCB・ザ・クラス
JCB カード W plus Lはスタンダードカードに該当するので、同じスペックのJCBカードWとJCBカードSへの切り替えはできません。
JCBカードWかJCBカードSに切り替えたいなら、JCB カード W plus Lを1度解約してから新規申込する必要があります。
ゴールドカードやプレミアムカードにグレードアップする方法は以下の通りです。
- MyJCBにログインする
- トップ画面で「カードのグレード変更」を選択する
- 必要事項を選択して「申込確認画面へ」をタップする
- 申込内容を確認後に「申し込むボタン」をタップする
グレードアップすると年会費がかかります。
基本的に電話せずにスマホの画面上で完結しますが、万が一申請できなければJCBに問い合わせましょう。
JCBカードW plus Lのデザインは、以下の流れで専用Webサービスから変更できます。
- MyJCBにログインログインする
- トップ画面で「各種お申し込み・購入」を選択する
- 「カードの変更」から「カードデザイン変更」を選択する
- 切り替えたいデザインを選ぶ
手続きが完了した後は、最短3営業日後に新たなカードが発送されます。
デザインを切り替える際、カード1枚につき1,100円の手数料が発生するので把握しておきましょう。
JCBカードW plus Lは、性別関係なく男性でも利用できます。
女性向けのサービスが豊富なだけで、男性だから利用できないわけではありません。
家族カードの会員が女性なら女性向けの特典や保険が利用できるので、男性が加入して女性家族に活用してもらうといった使い方もできます。
男性だからJCBカードW plus L以外を選ぶのではなく、本人を含め家族でお得に使えるものを選びましょう。